お金より時間を選んだ人生

人生でお金と時間はどちらが大切なのだろうか。

よく比較されるお金と時間、どちらが大切なのかは人ぞれぞれだろう。

お金を稼ぐ能力のある人は、時間の方が大切だと答えるだろうが、ほとんどの人がお金の方が大切だと答えるだろう。

かくいう私は時間のほうが大切だと考えている。

もちろんお金は必要だが、必要な分だけあれば、あとは時間の方が圧倒的に大切だと思っている。

私はここ数年は週4日のパートをしており、収入は同世代と比較したら非常に少ない。

ただ時間に関しては、同世代の人々よりも圧倒的に余裕がある。

もちろん私は実家暮らしで、そもそも生きていくためにそこまでお金は必要ないという前提があってこそだが、とにかく時間に余裕があるだけ人生は豊かになる。

というもの、以前は週5～6日で働いていて、当然いまよりも収入は多かったが、仕事以外の時間で生きている心地がしなかったからだ。

それも人それぞれだと言われればそれまでだが、仕事がプライベートを侵食してくることは多々あるものだ。

はたして現在の日本において、朝は目覚ましをかけずに目が覚めたら起きる、夜は寝落ちするまでゆったりと過ごす、こんな時間的な余裕のある生活をしている人はどれくらいいるのだろうか。

そんな生活を送っている人間の一人として声高らかに言いたいのは、時間に縛られない人生は本当にストレスフリーだということだ。

一週間の半分だけ午後パートに行き、残りの時間は思うままに過ごす。

確かにもっとお金があれば楽しみの幅も広がるのだろうが、私は聴覚過敏のため、多くの人が楽しいと思えることを楽しめないことが多々ある。

私が楽しいと思う趣味は一人で、静かに楽しむことばかりで、ほとんどお金がかからない。

金銭的な余裕が増えるよりも、時間的な余裕が増えるほうが、私とってより幸せなのだ。

こうした考え方は世間から見れば間違っているかもしれない、と言うよりも、おそらく間違っているだろう。

ただ、このブログでも何度も書いてきたように、やはり目指すべきは自身が幸せを感じられる生き方なのだ。

もし他者からの評価、世間体、こう生きるべきだという先入観によって人生がうまくいかないと感じているなら、それはもう私のように捨ててしまいましょう。

他人がどう感じるかではなく、自分がどう感じるかを基準して人生を生きると、これまでどれだけ不遇な人生を送ってきたとしても、これからの人生を変えることができるはずです。

自分が何に幸せを感じて、何を不幸せに感じるのか、まるでアンパンマンの歌みたいことを言っていますが、そこを無視していては息苦しい人生が続くだけです。

いま人生がうまくいかないという方は、まずあなたにとっての幸せは何のかを考えることこそが、そこから脱却する第一歩かもしれまんせん。